総合診療科医とは
内科全般にわたる疾患の初期治療を適切に行うことです。
未病の状態の患者さんのケアができ予防医療も行える医師でもあります。
医療の高度化とともに医師の専門化にも著しいものがあります。大きな病院では、この傾向が強く、臓器別に非常に専門的な知識と技術を持つ医師の治療が主体であり、その反面あまりにも専門性に特化しているために、いろいろな病態をもつ患者さんの初期治療や一般的な疾患の治療などに、必ずしも十分に対応しきれない面もあります。
日本の高齢化に伴い、一人の患者さんが複数の慢性疾患を持つことが多く、これらの医学的管理を必要とされています。
当院では、このような臓器の枠にとらわれない横断的な知識を生かして、幅広い医療を提供することを目標としています。
「風邪も診てもらいたいけど、腰の具合も気になる」「大病院では専門以外が聞きづらく、帰ってきた」「いくつかの科を回り、内服薬が多くて心配だ」「家族の介護や手術のことで相談したい」など、医療に関することの相談を何でも気軽にもちかけて下さい。各診療科に分かれた大きな病院とは異なり、子供からお年寄りまで一人のさまざまな症状から病気を広く総合的な診療を行います。
具合が悪い時、あるいは、よくある病気の時にとりあえず見てもらうかかりつけの先生、何でも診てくれる診療科といったところでしょうか。
総合内科医の専門医は、医院、クリニック、一般病院、基幹病院、大学病院を連携する内科系診療のネットワークの共通基盤としての一般、総合内科の知識、技術、判断力、人間性、経験(キャリア)、指導能力の証であるとされています。
このような患者様の対応を行うことも、当院の総合内科専門医としての役割と考えております。どんな些細なお悩みでも、とりあえずかかりつけ医として当院にご相談ください。
脳梗塞、慢性硬膜下血腫、髄膜炎、脳炎、てんかん、パーキンソン病、レビー小体型認知症、正常圧水頭症、アルツハイマー病、進行性核上性麻痺、ウエルニッケ脳症、低酸素脳症、片頭痛
肺炎、膿胸、結核性胸膜炎、間質性肺炎、気管支炎、気管支喘息、慢性閉塞性疾患、気胸、肺癌、過換気症候群
狭心症、心筋梗塞、不整脈、心不全、心筋症、深部静脈血栓症、肺塞栓
慢性腎不全、急性腎不全、急性糸球体腎炎、IgA腎症、ネフローゼ症候群、慢性腎盂腎炎、腎結石、腎膿瘍、尿管結石、尿管腫瘍
膀胱腫瘍、膀胱炎、前立腺肥大、前立腺癌
胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、胆石、胆嚢炎、胆管炎、膵炎、肝炎、肝硬変、感染性腸炎、虚血性腸炎、憩室苑、腸閉塞、胃癌、大腸癌、胃・小腸アニキサス症、虫垂炎
糖尿病、低血糖、痛風、高尿酸血症、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、副腎不全、クッシング病、原発性アルドステロン症、電解質異常
鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、好中球減少症、骨髄異形成症候群、血小板減少性紫斑病、本態性血小板増多症、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、白血病
関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、結合織混合病、多発性動脈周囲炎、ANCA関連血管炎、若年性特発性関節炎、シェーグレン症候群、SAPHO症候群
伝染性単核球症、熱中症、アナフィラキシ―、急性薬物性中毒、不明熱、蜂窩織炎、癌性疼痛
風邪、熱性けいれん、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、喘息、発疹、咳、じんま疹、インフルエンザ、水ぼうそう、おたふくかぜ、はしか、風疹、手足口病、ヘルパンギーナ、アデノウイルス感染症、ロタウイルス、ノロウイルス、突発性発疹、溶連菌、下痢、嘔吐、自家中毒、腸重積、虫垂炎、夜尿症
外科処置:巻き爪、切創縫合、褥瘡処置
整形外科・ペインクリニック
脱臼、骨折、頚部痛、肩こり、腰・膝痛、仙骨硬膜外ブロック、トリガー注射
リハビリテーション
物療治療(マッサージ、電気刺激、電位治療、温熱治療、牽引療法)
禁煙、予防接種
禁煙外来、インフルエンザ、肺炎球菌、水ぼうそう、おたふく、麻疹、A・B型肝炎
発熱、全身倦怠感、慢性疲労、体重減少、食欲不振
口、眼の渇き、口内炎
関節痛、筋肉痛、打撲
腰痛、頚部痛、肩こり、腰部痛、膝の痛み
発疹、かゆみ、脱毛、爪の変色
腹痛、嘔吐、下痢、便秘、血便
咳、痰、息切れ、呼吸困難感
動悸、胸痛
頭痛、めまい、ふらつき、耳鳴り
顔、足のむくみ、静脈瘤
不眠、抑うつ気分、更年期症状
膠原病とは、真皮・靭帯、腱、骨、軟骨などを構成する蛋白質であるコラーゲンに全身的に障害・炎症を生じる様々な疾患の総称です。
関節リウマチは代表的な膠原病ですが、関節リウマチ単独で、その他の膠原病すべてを合わせたよりも患者数が多いこと、その他の膠原病に比べると皮膚・内臓病変が少なく、関節症状が主体になることより本邦においては比較的最近まで整形外科医が治療の中心であったことから、他の膠原病とは区別されることが多いです。
具体的には、関節リウマチ以外に、リウマチ熱、結節性多発動脈炎、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、皮膚筋炎の6疾患が当てはまります。
「膠原病」という名前の由来は、1942年、米国の病理学者Paul Klempererが、人の細胞と細胞を結び付けている結合組織である膠原線維(=コラーゲン)の異常によって特徴付けられる病理組織学的な疾患群の総称で、単一の疾患名を示すものではありません。これらの膠原病で比較的頻度が高く障害を受ける臓器の一つに腎臓が挙げられます。時には、膠原病から腎不全に陥り透析治療に強いられる場合も認められます。このため、当院では膠原病の治療に際しても、皮膚、骨病変のみならず、腎臓などの内臓疾患の合併も考慮に入れ、診断と治療を慎重に行って行きます。
在宅生活を安心して送れるように支援します
在宅医療とは、患者さんの自宅に医師が訪問して行う医療です。身体機能が低下し、通院が困難な患者さんに自宅で医療を提供することができます。
「住み慣れた自分の家で療養したい」「できれば最後までの日々は、思い出の深いわが家で自分らしく過ごしたい」在宅医療は、そのような患者さんの想い、ご家族の想いから始まります。
在宅医療では、このように思われている患者さんやご家族の想いに寄り添い、お手伝いします。
一方で、自宅での療養生活にはどのような準備が必要なのか、夜間に容体が急変した場合はどうすればよいのか、自宅でしっかりした医療が受けられるのかなど、さまざまな不安を感じられる方も多いのではないでしょうか。 当院では、在宅療養支援診療所として、このような患者さんやご家族の想いを受け、地域の訪問看護ステーション、介護事務所、病院と連携し、医師の他、看護師、薬剤師、理学療法士などの医療従事者が、24時間対応を受け、患者さんの療養生活をサポートします。
*在宅療養支援診療所:自宅療養される方のために、その地域で主たる責任をもってあたる診療所のことです。地方厚生(支)局長に届出て認可される施設基準を満たした病院、医院です。
当院では柔道整復師・鍼灸・あん摩・マッサージ師による
マッサージ、指圧が受診できます。