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西宮市の内科|いしづかクリニック-院長ブログ|66 あなたのストイック

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66 あなたのストイックは

いしづかクリニックの院長ブログ66あなたのストイックは先日、人は自分の目標や夢に向かってどこまでストイックになれるかを考えさせられるテレビ番組を見ました。
観られた方もいると思いますが、2014年、2018年にオリンピックで銀メダル、2022年の北京五輪で金メダルを獲得したスノーボード・男子ハーフパイプ選手の平野歩夢選手のNHK特集があり、何気なく見ていましたが、最後は心に熱いものを感じるようになりました。
まさにストイックで強固な精神力と努力でつかみ取った栄光は彼という人間そのものを示していると思いました。
番組でも挙げられた“ストイック”という言葉に考えされられました。

 

“ストイック”とは辞書的に言うと、自分に厳しい・欲望や誘惑を抑え込んで目標達成のために頑張る様を指します。
“自分に厳しく、欲望に流されない”ということは、目標のためなら時に人生における「楽しみ」全般を放棄することも意味します。
例えば、美味しいものを食べたり旅行に行ったり、おしゃれをしたり…これらを一切排除し、「目的のためにだけ時間を使い努力すること」を本来は“ストイック”と表現しました。ですから、前人未踏の記録を打ち立てたアスリートであっても、趣味や夜遊びを程ほどに楽しんで競技に臨めるタイプの人は、本来、「ストイック」とは言いません。
平野選手の弟さんがインタビューで“世界の一流のスノーボード選手を山ほどみてきたが、兄ほどスノーボードのことを24時間考え、365日打ち込んでいる選手を見たことがない”と言っていましたし、平野選手も“いろいろな壁があって、それにぶつかりながらも負けずに来られている感覚が今の自分を作り出していると思うし、そういうことを乗り越え続けて自分もそれと同時に変わり続けていく。誰かと同じことをやろうと思っていなし、自分にとって楽なことも選ぼうと思っていない。だから難しい”と語っていました。
また、野球のイチロー選手も現役時代、試合前と試合後の練習内容は数十年間変わらず、また欠かしたことはない。
自分自身でも“私は決して天才ではない、もし他の選手との違いと言えば、人よりも一つのことに打ち込める集中力が少し優っているとは思う”とも言っていました。
そして“ストイック”に打ち込む人には一定の特徴があります。

  1. 自分のルールに厳しい:ストイックな人は、自分の決めたルールに厳しいという特徴があります。
    とくに自分の決めた目標や夢があれば、ストイックさもより強くなります。
    黙々と自分の決めたルールを守るストイックさは、はたから見るとかっこいいものですが、それがどれほどつらく苦しくても、ストイックな人は必ず自分の決めたルールを守ります。
  2. 我慢強く物事に取り組む:ストイックな人は、我慢強く物事に取り組む姿勢を維持します。
    そもそも、苦しいからと途中で諦めてしまうような人をストイックとはいいません。
    平野選手やイチロー選手もまさにこのタイプです。自分の限界に達しても、諦めず物事に取り組み続ける心の強さがあるからこそストイックになれるのです。普通の人なら「もうダメだ…」と諦めてしまうところから、ワンステップ上を目指します。
  3. 計画的に物事を進める:ストイックな人は、自分の決めた計画を守ります。
    目標を達成するためには、計画的に物事を進めることが不可欠。たとえば、ピアニストであれば“1日の練習はここまで、今週はここまで、今月はこの曲まで”と決めて練習に取り組みます。行き当たりばったりで練習することはないでしょう。
    また、ストイックな人はあまりにも現実離れした計画を立てることはありません。
    たとえば“1か月の間に10kg落とす。そのため1日1食しか食べない”というダイエットは、不可能ではないにしても現実的、継続的とはいえません。しかし、ストイックな人は“目標は10kgを落とすこと。そのために夜8時以降は何も食べず、毎日5km歩く”といった計画を立てます。
    このような現実的な計画を立てて、それを実行することがストイックな人の特徴です。
  4. ONもOFFも几帳面で完璧主義:ストイックな人は、どのようなときも几帳面で完璧主義です。
    几帳面な性格なので、普通はスルーしてしまうようなことにも目が行き届きます。また完璧主義でもあるので、手を抜くことができません。
    たとえば仕事をしながら、家事も育児も手を抜かず完璧にこなそうとします。

このようなストイックな人のメリットを上げると

  1. 夢や目標を叶える力が強い。
  2. 周りの人から信頼が得られやすいということは言えると思います。

一方、その反面、

  1. 融通が利かず周りとトラブルになりやすい。
  2. 他人の言動に対しても厳しいとも言えると思います。

しかし彼らのような世界の頂点で活躍する人は、そのマイナス面も覆い隠すような力で周りの圧壁を乗り越えていく力を持ち目標を達成します。
これには純粋にすごいなという一言です。また彼がこの番組の中で“困難にぶつかりながら成長していきたい”という言葉にも感銘を受けました。実際、一般の生活者の我々はこのようにはなかなかいかないと思います。
しかし、どんな人でも目標や夢や希望はあって、それに向かって自分なりの“ストイック”は持っています。
なので“ストイック”も人それぞれ幅があっていいと思います。


石塚クリニック 院長ブログ66 あなたのストイックは自分の“ストイック”に少しの“ゆる”を入れるのも一つの手です。
そこに“ゆる”を入れることで、周りには押し付けない、自分がやるべきことを淡々とストイックにやっていく。
他人の様々なスタイルには寛容に捉える“ゆるストイック”でも良いと思います。
自分がコントロールできないことに焦点を当てないで、まず重要なのは、自分がコントロール出来ない事は考えない・焦点を当てないということ。
自分で変えられるものは自分しか無いので、自分でコントロールできるものに集中していく。
大体のストレスはコントロール出来ないものをコントロールしようとして生まれると考えることもできます。
自分はどれぐらい“ゆる”を入れるか考えてください。
それがあなたの“ストイック”となっていきます。

 

令和8年2月:いしづかクリニック 
院長 石塚 俊二

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